ドラクエ3RTA大会事前レポート
ボスの攻略法
ここではドラクエ3の全ボスとRTAでの一般的な撃破方法を紹介します。各プレイヤーごとにパーティーが違うので攻略方法も若干変わります。
・カンダタ+カンダタこぶん3匹
速攻撃破のため、バハラタまで行って装備を整えてから倒すのが一般的です。子分はHPが60と低いので、大抵のパーティーは速攻撃破できます。カンダタの攻撃は通常攻撃だけなので、回復はホイミや薬草で十分。
・カンダタ(2回目)+カンダタこぶん2匹
今度は子分がHP120と若干強い上に、ルカナンとベホイミを使ってきます。ルカナンで守備力を下げられたら、「装備技」を使って解除できます。回復は相変わらずホイミや薬草で十分。僧侶がいるとルカニを使えて速攻撃破でき、魔法使いがいるとスカラが使えて安定します。
・ボストロール
「打撃→ルカナン→打撃(痛恨)→打撃→打撃→打撃(痛恨)→ルカナン→打撃」のローテーションで1ターン2回行動。打撃(痛恨)の時はボストロールが大きく振りかぶり、大抵は通常攻撃ですが、低確率で痛恨の一撃が来て1人即死します。ガルナの塔でレベル上げ・転職を終わらせているので、大抵の呪文は使用可能。まずは敵のルカナンをマホトーンで封じ、それからスクルトで固めていきます。これで痛恨以外は怖くなくなります。スクルトで固めきってしまえばまず勝てますが、早い段階で痛恨が来ると大幅なタイムロスになります。
・やまたのおろち
打撃の他に全員が30〜40ダメージを受ける「もえさかる火炎」を使ってきます。炎を連打されると苦しいですが、最悪の場合でも生き残れるよう薬草・ホイミ・ベホイミを駆使して挑みます。
・バラモス
行動パターンは「イオナズン→打撃→激しい炎→メラゾーマ→メダパニ→イオナズン→バシルーラ」のローテーション攻撃で1ターン1〜2回行動。強力な攻撃を数多く持っている敵ですが、補助呪文を駆使して倒します。
バラモスに有効な呪文は、ラリホー、マヌーサ、マホトーン、ルカニです。まずはとにかくラリホーや眠りの杖でバラモスを眠らせ、以後も眠らせ続けたままマホトーン→マヌーサ→ルカニを順にかけていきます。特にマホトーンが効くと、行動パターンは「打撃→激しい炎→打撃→バシルーラ」となり一気に楽になります。バラモスが全く寝てくれないと、イオナズンや激しい炎といった凶悪な全体攻撃の前になすすべなく全滅します。死者が出る前にマホトーンがかかるかどうかが最大のポイントです。
・キングヒドラ
賢者の石を持っているので、敵の攻撃はほとんど賢者の石による回復で相殺できます。
・バラモスブロス
打撃・激しい炎・イオナズンを使う強敵ですが、バラモスブロスの真骨頂は「1ターンに1〜3回行動」という点。3回行動で炎やイオナズンを連打されると、賢者の石程度ではどうにもなりません。装備が充実してHPも高い戦士がパーティーに多いほうが安定しますが、それでも運が悪ければ貴重なせかいじゅの葉を消費してしまうか、最悪の場合は全滅します。
・バラモスゾンビ
単体攻撃しかしてこない敵ですが、その攻撃力はゾーマをも上回る破壊力を持っており、2回攻撃を受けると危険です。全滅することはまずないでしょうが、運が悪いとせかいじゅの葉を消費させられます。
・ゾーマ
打撃・マヒャド・吹雪・いてつく波動を使い、常に1ターン2回行動してきます。敵の攻撃が強力なので、常に敵の攻撃の後に賢者の石を使えるよう、賢者の石は素早さの最も遅いキャラに持たせます。これが先攻してしまうと、「賢者の石→敵の攻撃(2回)」→「敵の攻撃(2回)→賢者の石」と敵の攻撃を回復無しで4回受けることになり、高確率で危険な状態になります。
また打撃が強力なので、当たり所が悪いと死者が出て一気に崩される可能性があります。これを回避するためにはスクルトを使う必要がありますが、いてつく波動で定期的にかき消されてしまうので、スクルト使用者は常にスクルトを使い続ける状況になります。味方の一般的な行動パターンは「先頭防御、勇者攻撃、賢者スクルト、戦士回復」ですので、全滅覚悟で防御かスクルトをやめて攻撃に廻れば攻撃役が1人増えて2倍の速度でダメージを蓄積できますが、危険が伴います。ゾーマ戦は10分以上の長期戦になりますので、ゾーマの打撃による即死の可能性も含め、戦術と運次第で逆転の可能性が大いにあります。